面映い【オモハユい】とは ー銀魂
今回も漫画、アニメ、ラノベに登場する言葉を解説していきます。
今回紹介するのは、「面映い【オモハユい】」です。
「3Zの連中との五年ぶりの再会に、期待というよりは、面映さの方が勝っている銀八である。」
これは、小説版銀魂『帰ってきた3年Z組銀八先生フォーエバー さらば、愛しき3Zたちよ』の第九講に登場する一文です。
銀魂高校の先生である銀八が、五年ぶりに3Zの生徒に会うため、同窓会に向かう、というシーンでこの一文は登場します。
広辞苑によると「面映い」とは、
:顔を合わせることがまばゆいように思われる。
:恥かしい。てれくさい。きまりがわるい。 とあります。
問題児であるがゆえに思い出深い3Zの面々と顔を合わせることは、銀八にとって気恥ずかしいことであるというのが分かります。
また、「面映い」という言葉自体には、マイナスな意味はなく、どちらかといえば嬉しい気持ちが含まれています。
なので、銀八は当時の生徒たちと会うのを楽しみにしているが、なんとなく照れ臭く感じているということになります。
※「面映い」は、「面映ゆい」と書かれることも多いですが、正しくは「面映い」なので注意が必要です。
今回はここまで、ではまた次回ー!
ー本日のラクガキー
今回は珍しく、本文と関係のある落書きを一つ置かせていただきます。
スーツショックが起こったアニメエンディングのワンシーンです。現代の格好をするのは珍しいく、とても僕好みです。